土岐漢方
思春期の場合はともかく、二十歳を過ぎて発症しているにきびは、特にこの「気」、「血」、「水」のバランスが崩れて発症する傾向が強いといえます。これらのバランスが崩れて発症するにきびは、さまざまな症状を伴います。気のバランスの崩れた人は、気力がなく身体がだるいなどの症状を伴ったり、逆にイライラしたり、怒りっぽいなどの症状があらわれます。水のバランスが崩れた人は、手足がむくんだり、身体が重いなどの症状を伴います。また、血のみだれた人は、肌がカサカサしたり、生理時に悪化したり、生理不順や生理痛などを伴います。
たとえば厚生省が難病に指定しているMCTD・潰瘍性大腸炎などをはじめとしてネフローゼ症候群、気管支喘息、慢性関節リウマチ、過敏性腸症候群、花粉症、不妊症、生理痛、冷え性、肝炎、じんましん、アトピー性皮膚炎・・・と臨床各科にまたがる患者さんです。漢方は、原因がわからない病気に対しても、気の流れや血の流れをスムースにして五臓六腑の機能を整えて自然治癒力を高め、根治に結びつけることができます。また漢方的な熱や湿を生薬でとってやると、関節の痛みや、皮膚炎が良くなることが多いのです。
低血圧は、元気のない虚弱タイプで、冷えの強い方に多くみられます。低血圧によくみられる、「血」が不足したり、「血」の循環が悪くなると、身体が冷え、十分な栄養が体内に巡らなくなります。漢方薬は「血」を増やしたり、めぐりをよくすることで、冷えを改善し、疲労倦怠感、肩こり、頭痛などの症状を改善します。また、虚弱タイプの方は、胃腸の働きが悪く、筋力が衰えています。胃腸の働きが悪いと栄養を吸収できず、血や筋肉をつくりだすことができません。漢方薬は、胃腸の働きをよくして、栄養を吸収し、血を増やし筋肉を強くします。
パーキンソン病は脳の一部が変性し、神経伝達物質のアセチルコリンやドーパミンという物質が不足して、身体を動かすための情報が伝わらずに起きる病気です。パーキンソン病は手足が震えたり、動作が鈍くなったり、うまく歩けなくなったり、筋肉がこわばるなどの運動障害がおもな症状です。始めは顔や首などの筋肉が固まり、やがて全身の筋肉が硬化していきます。
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